現地時間20日、英・アスコット競馬場で行われたクイーンアンS(4歳上、英G1・芝8f)は、K.ファロン騎手騎乗の4番人気アドヴァローレン Ad Valorem(牡4、愛・A.オブライエン厩舎)が、3番人気コートマスターピース Court Masterpieceに1.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分40秒00(良)。さらにクビ差の3着には2番人気プロクラメーション Proclamationが入った。
勝ったアドヴァローレンは父Danzig、母Classy Women(その父Relaunch)という血統の米国産馬。04年9月のデビュー戦を勝利すると、無傷の3連勝でミドルパークS(英G1)を制覇。その後は05年セントジェイムズパレスS(英G1)2着、サセックスS(英G1)3着など好走を見せたものの勝ち星は挙げられず、今回が1年8か月ぶりの勝利となった。通算成績10戦4勝(G1・2勝)。