グリムがエーシンモアオバーのレコードタイムを更新する勝利(撮影:武田明彦)
2日に金沢競馬場で行われた交流重賞の白山大賞典(JpnIII・3歳上・ダ2100m・1着賞金2100万円・11頭)は、先手を取った内田博幸騎手騎乗の2番人気グリム(牡3、栗東・野中賢二厩舎)が、直線で後続を引き離し、最後は追い込んできた2着の4番人気センチュリオン(牡6、美浦・田村康仁厩舎)に5馬身差をつけ優勝した。3着は地方勢から5番人気のカツゲキキトキト(牡5、愛知・錦見勇夫厩舎)が入った。
勝ちタイムの2:11.4(稍重)は、エーシンモアオバーが2014年の白山大賞典でマークした2:12.5(重)を1.1秒更新する金沢競馬場のダート2100mのレコードタイムとなった。また、2着のセンチュリオンも従来のレコードタイムと同タイムでの走破となった。
勝ったグリムは父ゼンノロブロイ、母ブランシュネージュ、その父サクラバクシンオーという血統。前走のレパードSに続く重賞制覇を果たし、これで通算成績は8戦5勝となった。