現役を引退する良血馬ポルトドートウィユ(写真は2015年京都新聞杯出走時)
2015年のきさらぎ賞、京都新聞杯2着のポルトドートウィユ(牡6、栗東・高野友和厩舎)が、左前脚屈腱炎のため、現役を引退することがわかった。所属するサンデーサラブレッドクラブが11日、発表した。
ポルトドートウィユは父ディープインパクト、母ポルトフィーノ、母の父クロフネ、母の母エアグルーヴという血統。サンデーサラブレッドクラブの募集馬で、募集時の価格は1億2000万円(一口300万円)。
2015年のきさらぎ賞、京都新聞杯でともに2着と、3歳時は重賞戦線で活躍。同年の日本ダービー(12着)にも出走したがその後、左前脚の屈腱炎を発症。復帰を果たしたのは2017年4月の難波S(3着)だった。
2018年1月の飛鳥S(9着)を最後に再び休養に入り、復帰を目指して調整されていたが、その途上で左前脚の屈腱炎が再発。現役続行を断念することとなった。
通算成績は12戦2勝。獲得賞金は6779万5000円。