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【菊花賞】メイショウテッコン大器開花だ“神戸新聞杯3着馬”戴冠へ態勢整った

2018年10月19日 06:00

 予定通りの調整で態勢を整えたメイショウテッコン(左)=撮影・佐藤厚

 「菊花賞・G1」(21日、京都)

 偉大な父に続くか。01年覇者マンハッタンカフェを父に持つメイショウテッコンが18日、栗東CWで最終追い切り。父譲りの雄大なフォームで駆け抜け、パートナーに1馬身先着を果たした。前哨戦の神戸新聞杯(3着)では、ダービー上位組と互角に渡り合った陣営期待の大器。最後の1冠獲りへ、この好機は逃さない。

 過去10年で、神戸新聞杯3着馬が3勝(08年オウケンブルースリ、10年ビッグウィーク、14年トーホウジャッカル)している。その頼もしいデータを味方につけたのが、7月のラジオNIKKEI賞を制したメイショウテッコン。夏の上がり馬の仕上がり状態が気になるところだ。

 栗東CWで行われた最終リハ。高橋忠師が「いつものパターン」と話した通り、4Fからしまい重点に追われた。先行するメイショウタラチネ(6歳1000万下)を目標に、ラスト1Fからスパート。相変わらずの雄大なフォーム。鞍上が軽く促した程度でグンと加速し、余力十分に1馬身先着を決めた。

 4F51秒2-37秒4-12秒3。淀の三千を乗り切るには軽過ぎる印象もあるが、指揮官は「精神的にやり過ぎると難しいところが出てくる。そのあたりを加減しながら、かつ負荷をかけながら調整してきた」と熱っぽく語った。1週前には松山が騎乗し、栗東CWで6F82秒6-12秒3を記録。直前にサッと流したのは予定通りだ。

 陣営期待の大器も、春の2冠は不出走。最後の1冠に懸ける思いは強い。「弱い面があって王道を進むことができませんでしたが、遅ればせながら成長が追いついてきました。デビュー前からかなりのものを示していたけど、ようやくその芽が出てきた。上位に食い込めれば」。本格化はまだ先。それでも、前哨戦でダービー上位組を苦しめた実力は本物だ。初G1で菊の大輪を咲かせた父の足跡をなぞり、最後の1冠を手にしてみせる。

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