11月3日(土)・4日(日)に行われる新馬戦の出走馬が、1日確定した。
今週は東京、京都、福島で計11鞍の新馬戦が組まれている。主な出走馬は以下の通り。
※左から、馬名(性別、騎手・調教師、父馬)
◆11/3(土)
・東京5R(ダ1300m・16頭)
エヴァキュアン(牡、福永祐一・中竹和也、Street Boss)…米国産馬。乗り込み量十分で、調教の動きも上々。初戦から期待できそう。
・東京6R(芝1400m・17頭)
フロラシオン(牝、柴田大知・国枝栄、アイルハヴアナザー)…母マイネカンナは2008年福島牝馬Sの勝ち馬。おじに2009年の天皇賞(春)を勝ったマイネルキッツがいる。
・京都5R(芝1400m・12頭)
フェニアンサイクル(牝、幸英明・岡田稲男、ロードカナロア)…最終追い切りは坂路で4F53.6秒、1F13.2秒を馬なりでマーク。素軽い動きを見せており、初戦から期待できそう。
・京都6R(ダ1400m・14頭)
テーオーポシブル(牡、松若風馬・梅田智之、ネオユニヴァース)…半兄のテーオーヘリオス(父Fusaichi Pegasus)は今年の北海道スプリントなど、現7勝を挙げている。調教の動きは上々。
・京都7R(芝1800m・8頭)
ラヴズオンリーユー(牝、C.ルメール・矢作芳人、ディープインパクト)…昨年のセレクトセール1歳において1億7280万円で取引された。全兄リアルスティールは2016年のドバイターフなど通算4勝。
◆11/4(日)
・東京4R(ダ1600m・14頭)
グレートリープ(牡、北村友一・田島俊明、サウスヴィグラス)…半兄のフェニックスマーク(父シニスターミニスター)は現在8戦して5勝を挙げている。順調に乗り込まれており、仕上がりは上々。
・東京5R(芝1600m・11頭)
ロードオヒア(牡、田辺裕信・安田翔伍、キングカメハメハ)…全兄ロードカナロアは2012、13年のスプリンターズSを連覇するなど、国内・海外でG1を6勝。種牡馬としても初年度から3冠牝馬アーモンドアイを送りだした。また、今年顕彰馬に選ばれている。
・東京6R(芝1800m・11頭)
シュヴァルツリーゼ(牡、藤岡康太・堀宣行、ハーツクライ)…半兄のゼーゲン(父ディープインパクト)はデビューから2連勝。25日にはサトノティターン(1600万下)と併せ、上々の動きを見せた。
・京都4R(牝・芝1600m・18頭)
モアナアネラ(牝、C.デムーロ・石坂正、キングカメハメハ)…母ジェンティルドンナは2014年の有馬記念など国内外でG1を7勝し、2012年・14年に年度代表馬に選ばれた。本馬はその初仔で、馬名の意味はハワイ語で「大海の天使」。
・京都5R(芝2000m・8頭)
グリッサード(牡、C.デムーロ・吉村圭司、シンボリクリスエス)…おばに2004年函館2歳Sの勝ち馬アンブロワーズがいる。調教では古馬OPのダッシングブレイズらと併せ、見劣りしない動きを見せた。
・福島5R(ダ1700m・14頭)
ワシントンテソーロ(牡、鮫島克駿・斎藤誠、Curlin)…米国産馬。最終追い切りは美浦ウッドで5F71.0秒、1F12.8秒を楽にマーク。仕上がり上々。