9日、京都競馬場で行われた5R・2歳新馬(芝1600m)は、川島信二騎手騎乗の3番人気エルヴィス(牡2、栗東・田島良保厩舎)が道中中団追走から徐々に進出し、直線で追い込んだ10番人気マイネインティマを1.3/4馬身抑えて優勝した。勝ちタイムは1分37秒8(良)。さらに1/2馬身差の3着には9番人気ワンダーフェームが入った。
勝ったエルヴィスは、父スペシャルウィーク、母マークプロミス(その父トウショウボーイ)という血統。半姉に04年ファンタジーS(GIII)3着のリヴァプール(父ダンスインザダーク)、甥に05年アーリントンC(GIII)2着のセイウンニムカウ(父カーネギー)がいる。スペシャルウィーク産駒は、8日の2歳未勝利(京都・芝1600m)を制したマルカハンニバル(牡2、栗東・瀬戸口勉厩舎)に続き、JRA2歳世代5頭目の勝ち上がりとなった。