【万哲の馬場予報】福島記念(福島芝)「馬場的には粘りは利くが、鍵になるのは…」

2018年11月10日 18:12

開催2週目で、内寄りの傷みが進んでいない

 毎週欠かさず馬場に関する情報を収集し、自身の予想に反映させるというスポーツニッポンの“万哲”こと小田哲也記者が、“予想に役立つ馬場情報”をコンセプトに、重賞が開催されるコースについて、当週の降水量・前日のレース結果等を踏まえた主観的意見から、よりライブな馬場状態を解説する。

【福島記念(福島の芝傾向)】
 開幕週の先週は好時計が続出した。ただ、今週は金曜の雨の影響が残ったこともあり、土曜午前5時30分JRA発表の芝の含水率はゴール前が12.4%、4コーナーが14.0%と高め。土曜は終日良馬場で行われたが、稍重に近い含水量でスタートした。ただ開催2週目で、内寄りの傷みが進んでいない分、ある程度は前に行った馬が福島らしく活躍している。

 土曜は、芝レースは7鞍施行。勝ち馬の最終4コーナーの位置は「1番手、2番手、2番手、4番手、6番手、8番手、5番手」。福島記念と同舞台の2000mで行われた10R・三春駒特別は逃げたトミケンボハテルが向正面で外からまくり気味に進出したウォーブルに競り込まれる形になったが、内ラチ沿いでしぶとく2着に粘った。

 先行型がマイペースで行ければ、馬場的には粘りも利く。ただ、福島記念の鍵は逃げ&先行馬が多すぎる点。乱ペースになってしまえば、当然のように差しも届く。マイスタイル、マルターズアポジー、マイネルハニーなど、多数集結した先行馬が果たして折り合いがつくのか?

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