偏差値1位のアルアイン。昨年の皐月賞以来のG1制覇なるか?(撮影:下野雄規)
暖かい秋が終わり、朝晩の気温は一段と下がって冬の到来を感じさせます。そんな今週は晩秋のマイルG1・マイルCSが行われます。
注目したいのは、まず昨年の覇者ペルシアンナイトではないでしょうか。昨年同様、前走が富士S5着というローテーション、鞍上がM.デムーロ騎手ということで、連覇への足がかりは着々ということでしょうか。
そして秋絶好調男・ルメール騎手は1番人気が予想されるモズアスコットで春秋のマイルG1制覇を目指します。ほかにも今週から来日するムーア騎手鞍上のアエロリット、ビュイック鞍上のステルヴィオ、さらにC.デムーロ騎手はロジクライでの出走と、まさに目移りするようなメンバーですね。
とはいえやはり気になるのは馬の調子そのもの。それでは、11月16日(金)に出た『調子偏差値』の速報をお届けしましょう。
人気どころからはまずモズアスコットが偏差値「75」という好数値、さらにアエロリット、またペルシアンナイトも「75」という数値。上位馬は調子偏差値でもかなり僅差のなかにいるようで、高いレベルの混戦が予測されます。
ほかには、毎日王冠2着のステルヴィオが偏差値「69」と数値では先述3頭にやや見劣りするものの、前走の「66」から3ポイントアップの上り調子でG1獲りに挑みます。注目は偏差値「75」の同値ながら、微差で偏差値1位となったアルアイン。この秋はオールカマー2着、天皇賞(秋)4着、皐月賞以来のG1制覇はなるのでしょうか。
なお今週は日曜日の東京11R・霜月Sの調子偏差値が無料開放になっています(公開はレース前日の昼12時から)。あなたが今週気になっている馬はどんな数値なのか? この機会に、『調子偏差値』を利用してみてはいかがでしょうか。