20日、旭川競馬場で行われた4R・アタックチャレンジ2歳(ダート1000m)は、服部茂史騎手騎乗の2番人気アカネシャーク(牝2、北海道・清水日出男厩舎)が好スタートから先手を奪い、9番人気トミノクロカミに4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分01秒6(重)。この勝利が06年新種牡馬タガノサイレンス産駒の初勝利となった。
勝ったアカネシャークは父タガノサイレンス、母ウインザーシャーク(その父ウインザーノット)という血統。5月31日のデビュー戦は4着に敗れていたが、2戦目での初勝利となった。
新種牡馬のタガノサイレンスは、父サンデーサイレンス、母マターオブプライド (その父Raise a Native)という血統。重賞勝ちこそないものの、99年シリウスS(GIII)2着、00年さきたま杯(交流GIII)3着など、ダートの短距離戦を中心に活躍。00年にはゴドルフィンマイル(首OP-6着)にも出走している。01年にホッカイドウ競馬に移籍し、1戦したのを最後に現役を引退した。通算成績54戦7勝(うち地方2戦0勝、海外1戦0勝)。現在は新冠タガノファームに供用されており、初年度は9頭に種付けを行い、3頭が血統登録されている。