21日、川崎競馬場で行われたスパーキングサマーC(3歳上、南関東G3・ダート1600m、1着賞金1200万円)は、左海誠二騎手騎乗の4番人気イシノダンシング(牡6、川崎・武井榮一厩舎)が道中3番手追走から4角で先頭に並びかけると、直線後続を突き放し、3番人気トキノフレンチに3馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分39秒8(不良)。さらに3馬身差の3着には7番人気コアレスデジタルが入り、1番人気に支持されたインターセフォーは8着に敗れた。
勝ったイシノダンシングは、父ダンシングブレーヴ、母ジェフォリー(その父Alydar)という血統。半兄に96年皐月賞(GI)を制したイシノサンデー(父サンデーサイレンス)、02年テレビ埼玉杯(南関東G3)など重賞2勝のロイヤルエンデバー(父ラムタラ)がいる。03年6月のデビュー戦で勝利を挙げ、その後もマイル前後の距離を中心に安定した成績を残しており、今回が重賞初挑戦だった。通算成績41戦15勝(重賞1勝)。