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【有馬記念】メジロパーマーが春秋グランプリ制覇 トウカイテイオー敗れる/平成有馬記念列伝(1992年)

2018年12月18日 18:39

15番人気のメジロパーマーが勝利した1992年有馬記念(撮影:高橋正和)

 この年の主役は何と言ってもトウカイテイオー。前走ジャパンカップで並みいる強豪相手に復活勝利を飾り、ファン投票では17万7926票を集めた。もちろん1番人気もこの馬だ。主戦・岡部幸雄の騎乗停止に伴う乗り替わり、マイナス10キロの馬体重など、不安要素が全くないわけではなかったが、大多数のファンはそれも杞憂に終わると考えていた。

 2番人気は菊花賞でミホノブルボンの三冠を阻止したライスシャワー、4歳(当時の馬齢表記)ながらジャパンカップで5着に食い込んだ外国産馬ヒシマサルが3番人気。ナイスネイチャ、レガシーワールドが単勝オッズ10倍台で続く。

 ハナを切ったのは大方の予想通りメジロパーマー。スプリンターズSから連闘で挑んできたダイタクヘリオスが続き、この2頭が後続を大きく引き離していく。

 トウカイテイオーはアオリ気味のスタートから後方待機を選択。この馬をマークするようにヒシマサルは最後方から競馬を進めていく。2番人気のライスシャワーは中団の外目を追走。

 2週目の向正面で2頭のリードは70mほどに広がり、3コーナーを過ぎても依然大差のまま。場内に不穏な空気が漂いはじめる。

 直線半ばでダイタクヘリオスを振り切ったメジロパーマーをめがけ、内からレガシーワールド、外からナイスネイチャが懸命に差を詰める。レガシーワールドがメジロパーマーにハナ差まで迫ったところがゴールだった。

 メジロパーマーはこれで春秋のグランプリ連覇を達成。デビュー4年目の若武者・山田泰誠とのコンビは、競馬史に刻まれることとなった。

 トウカイテイオーは見せ場なく11着。最強伝説に影を落とす大敗を喫する。しかし、これは1年後のドラマの序章に過ぎないことを、当時のファンはまだ知らない。

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