新潟2歳新馬戦、ニシノコンドコソが後方一気

2006年07月30日 12:50

 30日、新潟競馬場で行われた6R・2歳新馬(芝1800m)は、吉田豊騎手騎乗の2番人気ニシノコンドコソ(牡2、美浦・萱野浩二厩舎)が道中後方待機から直線外を追い込み、7番人気シルクプログレスをクビ差捕らえて優勝した。勝ちタイムは1分50秒5(良)。さらにアタマ差の3着には6番人気ヤエノアカハチが入った。

 勝ったニシノコンドコソは、父カリズマティック、母ニシノチャペル(その父サッカーボーイ)という血統。半兄に05年青葉賞(GII)2着のニシノドコマデモ(牡4、美浦・萱野浩二厩舎、父キングヘイロー)、伯父に98年の皐月賞と菊花賞(共にGI)を制したセイウンスカイがいる。

 カリズマティックは父Summer Squall、母Bali Babe(その父Drone)という血統の米国産馬。99年にケンタッキーダービーとプリークネスS(共に米G1)を制し、米国年度代表馬に選出された。通算17戦5勝(G1・2勝)の成績を残し、00年に米国で種牡馬入り。日本ではすでに外国産馬として産駒が走っており、代表産駒にはストームセイコー(福島ジャンプS-OP)などがいる。02年にJRAが購入し、日本軽種馬協会に寄贈。同協会静内種馬場にて供用され、03年は98頭に種付けを行っている。今回の勝利が、日本輸入後の産駒である現2歳世代のJRA初勝利となった。

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