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【2018GIプレイバック・桜花賞】アーモンドアイがレースレコードでまず1冠!

2018年12月30日 18:15

C.ルメール騎手騎乗のアーモンドアイがレースレコードで差し切り優勝

 1番人気は無傷の4連勝でここへ駒を進めたラッキーライラック。単勝オッズ1.8倍の圧倒的な支持を受けた。2番人気は同3.9倍のアーモンドアイ。3カ月ぶりの実戦となったが、ここまでの3戦すべてでメンバー最速の上がりを叩き出していた。そして3番人気は同7.4倍のリリーノーブルが続いた。

 最内枠のラッキーライラックは好スタートを決めたが、外の馬を行かせて4番手で流れに乗る。ハナに立ったのはコーディエライトで、リリーノーブルは中団の外、アーモンドアイは後方から。淡々とした流れは800m通過46.6秒、4コーナーではほぼ一団となって直線へ。

 直線入口で先頭に立ったのはツヅミモンだったが、その外に持ち出されたラッキーライラックが満を持して追い出し、残り200mで捕らえる。あとは後続を突き放すだけというところで、大外から襲い掛かったのがアーモンドアイだった。並ぶ間もなくラッキーライラックを交わすと1馬身3/4差をつけてゴール板を駆け抜けた。3着は直線でしぶとく伸びてラッキーライラックに半馬身差まで迫ったリリーノーブル。勝ちタイムは1:33.1(良)。これは牝馬3冠を達成したアパパネが2010年に記録したタイムを0.2秒上回るレコードだった。

「ラッキーライラックは強いが、自分も自信はあった。後ろからだったので前の馬だけを見ていたし、直線では自分から走り出してくれた。瞬発力はアンビリーバブルでした」と、鞍上のC.ルメール騎手も末脚には驚いた様子。事実、メンバー最速の上がり3F33.2秒は、2位より1秒も速く、次元の違う脚を披露していたのである。ルメール騎手は「トリプルクラウンを考えてもいいでしょう」ともコメント。史上5頭目の牝馬三冠へ期待が高まった。

 ロードカナロア産駒にとってもGI初制覇。2歳戦から注目されていたが、初年度産駒が早速クラシック制し、さらに名を上げることとなった。

1着 アーモンドアイ 2人気
2着 ラッキーライラック 1人気
3着 リリーノーブル 3人気

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