30日、盛岡競馬場で行われたせきれい賞(3歳上OP、芝2400m、1着賞金400万円)は、菅原勲騎手騎乗の2番人気ジェーピーバトル(牡6、岩手・佐藤浩一厩舎)が最後の直線で追い込みをかけると、同レース3連覇の期待のかかった3番人気サイレントグリーンに1.3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分31秒8(良)。さらに2.1/2馬身差の3着には6番人気ヤマニンランスタンが入った。
勝ったジェーピーバトルは、父ビワハヤヒデ、母ウエディングシチー(その父リヴリア)という血統。伯父に95年京王杯SC(GII)、京王杯AH(GIII)で2着に入ったビコーアルファー、従兄に92年福島記念、93年中京記念(ともにGIII)を制したアラシがいる。03年6月に水沢でデビューすると、2戦目で初勝利。以降は安定した走りを続け、前走のシリウス賞もアタマ差の2着に好走していた。また、今回の勝利が重賞初制覇となった。通算成績39戦9勝(重賞1勝)。