5日、函館競馬場で行われた2R・2歳未勝利(芝1800m)は、藤田伸二騎手騎乗の1番人気フィールドウイナー(牡2、栗東・山内研二厩舎)がスタートから先手を奪うと、3番人気ケイアイハイタイドに3馬身差をつけて逃げ切った。勝ちタイムは1分53秒1(良)。さらに1/2馬身差の3着には6番人気キンショージェットが入った。
勝ったフィールドウイナーは父Green Desert、母Al Galop(その父Affirmed)という血統の愛国産馬。伯父に84年オークツリー招待H(米・G1)など制したBoth Ends Burningがいる。前走の2歳新馬(函館、芝1800m)は、ローブデコルテ(牝2、栗東・松元茂樹厩舎)の2着だった。通算成績2戦1勝。
函館1R・2歳未勝利(ダート1000m)は、松田大作騎手騎乗の1番人気ブラックバレット(牡2、栗東・池添兼雄厩舎)が好スタートからハナを切り、直線差を詰めた4番人気ホットマニューバーをハナ差抑えて逃げ切った。勝ちタイムは1分00秒8(良)。さらに1.3/4差の3着には8番人気クリールパトラーが入った。
勝ったブラックバレットは、父アグネスタキオン、母ソネット(その父Danzig)という血統。6月のデビュー戦は芝で8着に敗れたが、その後はダートで3、2着と健闘していた。通算成績4戦1勝。
新潟1R・2歳未勝利(ダート1200m)は、吉永護騎手騎乗の5番人気エスケーカントリー(牡2、美浦・吉永正人厩舎)が道中後方追走から直線鋭く追い込むと、6番人気アポロサーカスに4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分13秒0(良)。さらに1.3/4馬身差の3着には2番人気キングデオキシスが入った。
勝ったエスケーカントリーは、父ティンバーカントリー、母はJRA・4勝のホクトブルーバード(その父アサティス)という血統。6月の2歳新馬(福島、芝1400m)は10着、前走の2歳未勝利(新潟、ダート1200m)は5着に敗れていた。通算成績3戦1勝。
小倉1R・2歳未勝利(芝1000m)は、和田竜二騎手騎乗の3番人気デンタルスピリット(牝2、栗東・柴田光陽厩舎)が好スタートから先手を奪うと、2番手を追走していた1番人気ナンゴクプラネットを1.3/4馬身抑えて優勝した。勝ちタイムは56秒8(良)。さらに1.1/2馬身差の3着には4番人気テンザンコノハナが入った。
勝ったデンタルスピリットは、父テイエムジャンボ、母チームスピリット(その父ノーザンテースト)という血統。前走のデビュー戦はエーシンマリポーサの3着に敗れていた。通算成績2戦1勝。