現地時間5日、米・サラトガ競馬場で行われたテストS(3歳牝、米G1・ダート7f)は、E.コア騎手騎乗の2番人気スワップフリッパルー Swap Fliparoo(牝3、米・H.ジャーケン厩舎)が最後方追走から4角付近で先団に取り付くと、逃げ粘る13番人気オリジナルスピン Original Spinに2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分24秒13(良)。さらに1馬身差の3着には11番人気ミスティロゼット Misty Rosetteが入り、1番人気に支持されたハローリバティ Hello Libertyは8着に敗れた。
勝ったスワップフリッパルーは、父Exchage Rate、母Fliparoo(その父Buckroo)という血統の米国産馬。05年7月にデビューし、前走のジェニュインリスクBCH(米G2)を含み2着8回とあと一歩のレースが続いていたが、今回の勝利で重賞初制覇がG1となった。通算成績16戦4勝(G1・1勝)。