6日、函館競馬場で行われた函館2歳S(GIII・芝1200m)は、四位洋文騎手騎乗の7番人気ニシノチャーミー(牝2、栗東・浅見秀一厩舎)が、道中中団追走から4角手前で進出すると、内で粘る5番人気ローレルゲレイロを1.1/4馬身抑えて優勝した。勝ちタイムは1分10秒3(良)。さらにクビ差の3着には8番人気シャルトリューズが入り、1番人気に推されたエーシンダームスンは14着、2番人気の地方馬インパーフェクトは6着に敗れた。
勝ったニシノチャーミーは、父サクラバクシンオー、母は95年新潟記念(GIII)3着のブランドミッシェル(その父ニシノエトランゼ)という血統。デビュー戦となった前走(函館・芝1200m)を制し、今回の勝利で無傷の2連勝となった。通算成績2戦2勝(重賞1勝)。
鞍上の四位洋文騎手は、オースミグラスワンで制した新潟大賞典(GIII)に続くJRA重賞制覇で今年3勝目(通算46勝)。管理する浅見秀一調教師は、ヤマニンシュクルで制した中山牝馬S(GIII)に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算12勝目となった。