9歳になっても衰えを感じさせないGI馬サウンドトゥルー(撮影:高橋正和)
6(水)に大井競馬場で行われる金盃。コーナーを6回通るタフなレースで、展開や位置取りも勝敗を左右するカギとなる。今年はサウンドトゥルーを筆頭に、南関東のスタミナ自慢がフルゲートに揃った。主な出走馬は以下の通り。
■2/6(水) 金盃(4歳上・SII・大井ダ2600m)
サウンドトゥルー(セン9、船橋・佐藤裕太厩舎)は地方転入初戦となった前走の東京大賞典で4着。今年で9歳となるが、中央の一線級とも互角に戦える能力はまだまだ衰えを感じさせない。ここでは一頭だけ格が違う印象で、初の2600mと言えども恥ずかしい競馬は見せられないだろう。
ガヤルド(牡8、川崎・林隆之厩舎)は前走の金盃トライアル競走を優勝。中央時代には中山のダート2400mでも勝ち鞍があるように、タフな長距離戦でスタミナを活かす走りが得意だ。斤量52kgで出走できるのも魅力で、格上挑戦のここでも侮れない存在だ。
ヤマノファイト(牡4、船橋・矢野義幸厩舎)は前走の報知オールスターCを優勝。また、前々走の浦和記念は中央馬相手に5着と健闘した。世代トップの実力を持ちここでも地力は上位だろう。これまでの戦績からして更なる距離延長に不安があるが、克服できれば上位争いを期待できそうだ。
エンパイアペガサス(牡6、浦和・平山真希厩舎)は前走の北上川大賞典で大差圧勝。岩手競馬中止の影響で、南関東に再転入し金盃を目指すこととなった。昨年の金盃を4着している通り、ここに入っても実力は引けを取らず一発があってもおかしくない。
他にも、前走のウェルカム2019賞を逃げて快勝したワークアンドラブ(牡4、大井・荒山勝徳厩舎)や金盃トライアル競走で1人気2着だったスギノグローアップ(牡6、大井・福永敏厩舎)、報知オールスターCで3着など10歳でもまだまだ元気なユーロビート(セ10、大井・渡辺和雄厩舎)らも上位争いを狙う。
発走は16時10分。
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