17日に東京競馬場で行われるフェブラリーS(4歳上・GI・ダ1600m)についてローテーション別(前走使用レース別)に検証していく。
最多となる6回の馬券絡みは根岸Sと川崎記念。5回で東京大賞典が、4回で東海S、チャンピオンズCが続く。なお、ジャパンカップダート組が3回あるので、「年末のJRAダートGIからの直行」という括りでみればチャンピオンズCと合わせて7回となる。
根岸S組は3-2-1-51。出走数が多く、複勝回収率38%とふるわない。馬券に絡んだ6頭はすべて根岸S3着以内で、4着以下だった馬は33頭出走して馬券絡み無し。勝ち馬に限ると2-1-1-4で複勝回収率も158%になる。しかも16年
モーニン(1着)、17年
カフジテイク(3着)、18年
ノンコノユメ(1着)と3年続けて好走中。藤田菜七子騎手騎乗で注目を集める
コパノキッキングにとっては心強いデータだ。
東海S組は2-1-1-10。15年の
インカンテーションが東海S3着からフェブラリーSを2着しているが、それ以外にフェブラリーSで馬券に絡んだのはすべて東海Sの勝ち馬。13年
グレープブランデー、15年
コパノリッキーが連勝を決めているが、昨年は
テイエムジンソクが2番人気12着と人気を裏切っている。
東京大賞典組は0-1-4-10。過去10年で優勝馬は出ていないが、複勝回収率は109%と複穴で面白いローテーションだ。東京大賞典1着からここに直行したのは
サクセスブロッケンのみで3着、同2着からの直行は過去3頭出走し12年
ワンダーアキュートが2着している。