栗東の調教師引退パーティー、騎手・調教師など110名以上が参加し思い出話に花が咲く

2019年02月27日 12:10

右から沖芳夫調教師、坂口正則調教師、中村均調教師、松元茂樹調教師(撮影:大恵陽子)

 26日夜、草津市内のホテルで今月いっぱいで定年引退を迎える沖芳夫調教師、坂口正則調教師、中村均調教師、松元茂樹調教師の引退パーティーが開かれた。

「おつかれさまでした!調教師引退の集い」と名付けられた会には武豊騎手をはじめ騎手・調教師など110名以上が参加。思い出話に花が咲いた。ナリタトップロードで菊花賞を制覇した沖調教師は「無事に先週、競馬を終えてホッとしています」と、当時の鞍上で弟子の渡辺薫彦調教師の隣席で笑った。中山大障害を2001年ユウフヨウホウ、02年ギルデッドエージと別の馬で連覇した松元調教師は「競馬界に入って45年、いいことも苦しいこともありましたが、この世界に入ってよかったです。これからは損をしない馬券を買いたいですね(笑)」と言うと、エイシンヒカリで仏・イスパーン賞を制覇した坂口調教師も「これからはファンとして競馬を見にいこうと思います。また、息子(智康調教師)も開業しますからね」と話した。

 かつて日本調教師会会長を歴任した中村調教師は「引退は寂しいですし、みんなと別れるのは辛いです。でも、こうしてパーティーを開いていただいて、こんなに大勢の仲間がいたんだなと実感しました」と話した。

 なお、沖厩舎、坂口厩舎、松元厩舎はすでに先週末、ラスト出走を終えたが、中村厩舎は27日の名古屋10レースJRA交流・名古屋CCストロベリー賞にタガノバレッティ、川崎11レースエンプレス杯にキンショーユキヒメが厩舎最後の出走となる予定。

(取材・文:大恵陽子)

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