中山牝馬Sを制したフロンテアクイーン、三浦騎手はJRA通算700勝(撮影:下野雄規)
9日、中山競馬場で行われた中山牝馬S(4歳上・牝・GIII・芝1800m)は、中団でレースを進めた三浦皇成騎手騎乗の5番人気フロンテアクイーン(牝6、美浦・国枝栄厩舎)が、直線に入って横一線の争いから先頭に立ち、さらに後方からの追い上げを見せた3番人気ウラヌスチャーム(牝4、美浦・斎藤誠厩舎)との叩き合いをハナ差制して優勝した。勝ちタイムは1分47秒7(良)。
さらにクビ差の3着に11番人気アッフィラート(牝6、栗東・藤原英昭厩舎)が入った。なお、1番人気ノームコア(牝4、美浦・萩原清厩舎)は7着、2番人気ミッキーチャーム(牝4、栗東・中内田充正厩舎)は14着に終わった。
勝ったフロンテアクイーンは、父メイショウサムソン、母ブルーボックスボウ、その父サンデーサイレンスという血統。6歳の初戦で待望の重賞初制覇を果たした。また、鞍上の三浦皇成騎手はJRA通算700勝を達成した。