16日に中山競馬場で行われるフラワーC(3歳・牝・GIII・芝1800m)を種牡馬別に検証していく。
過去10年で最多となる5回の馬券絡みはディープインパクト。4回でゼンノロブロイが、2回でマンハッタンカフェ、キングカメハメハ、ブライアンズタイム、ハービンジャーが続く。
ディープインパクト産駒は18頭が出走して2-3-0-13。5連対しているとはいえ、複勝率27.8%、複勝回収率45%にとどまっている。馬券になった5頭は全て3番人気以内で、4〜9番人気と穴人気になった8頭は、ことごとく馬券圏内を外す結果となっている。ただし、近2年では6頭が出走して3頭が馬券圏内を確保。昨年はカンタービレとトーセンブレスでワンツーを決めているように、以前よりもディープインパクト産駒が走れるようになっている点は注意。今年はコントラチェック、ランブリングアレーが出走。
アイリスフィールが出走するハービンジャーは6頭出走して2度の3着。複勝回収率は16年に14番人気3着のウインクルサルーテが効いているのもあるが、着外4度のうち2回は4着。好相性といって良さそうだ。
上位人気が予想されるエールヴォアはヴィクトワールピサ産駒。同産駒は過去に1頭だけ出走して、16年フジマサアクトレスが15番人気13着だった。ちなみにネオユニヴァース産駒は0-0-1-5。09年にマジックシアターが2番人気3着となっている。