【毎日杯】キズナなど“ディープの人気馬”の信頼度は高い/データ分析(血統・種牡馬編)

2019年03月20日 22:35

毎日杯過去10回

 23日に阪神競馬場で行われる毎日杯(3歳・GIII・芝1800m)について種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる11回の馬券絡みはディープインパクト。次点が3回のキングカメハメハということを踏まえても圧倒的。また、ディープインパクトの全兄ブラックタイドもサンプルは少ないながら、14年5番人気1着マイネルフロスト、13年9番人気4着テイエムイナズマなど、人気以上に健闘している。

 ディープインパクト産駒は23頭が出走して「3-4-4-12」複勝率47.8%、複勝回収率77%という成績。特に前走特別戦に出走し、そこで4番人気以内に推されていた馬は「3-4-3-6」複勝率62.5%、複勝回収率95%と信頼度が増す。今年これに該当するのが人気の一端を担うであろうヴァンドギャルド

 また、良馬場の毎日杯を勝利したディープインパクト産駒は、17年アルアインが皐月賞、13年キズナが東京優駿(日本ダービー)と、それぞれ後にクラシックを制覇している点も興味深い。

 今年、キングカメハメハ産駒の出走予定はないが、後継のロードカナロア産駒およびルーラーシップ産駒がスタンバイ。ロードカナロア産駒は毎日杯初出走となるが、ルーラーシップ産駒は18年9番人気5着ウォーターパルフェ、17年7番人気3着キセキと出走した2頭が人気薄で激走しており、オールイズウェルも侮れない存在になるかもしれない。

 特別登録を眺めるとジャスタウェイケープブランコといった新種牡馬のほかにも、ヨハネスブルグ、ヴィクトワールピサディープブリランテ産駒が毎日杯初出走となる。果たしてディープインパクトの牙城を崩す種牡馬が現れるのだろうか。

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