現地時間19日、米・サラトガ競馬場で行われたアラバマS(3歳牝、米G1・ダート10f)は、J.カステラーノ騎手騎乗の1番人気パインアイランド Pine Island(牝3、米・C.マゴーヒー3世厩舎)が道中最後方追走から3〜4角で一気に進出し、直線逃げ粘る7番人気チームメイト Teammateを1.1/4馬身差交わして優勝した。勝ちタイムは2分02秒87(良)。さらに8.1/2馬身差の3着には5番人気レモンズフォーエバー Lemons Foreverが入った。
勝ったパインアイランドは、父Arch、母Matlacha Pass(その父Seeking the Gold)という血統の米国産馬。今年3月のデビュー戦から2連勝を飾り、重賞初挑戦となったマザーグースS(米G1)では3/4馬身差の2着と健闘。続く前走のCCAオークス(米G1)では1番人気に支持されたが、またも3/4馬身差の2着に惜敗しており、今回のG1制覇が初めての重賞勝利となった。通算成績5戦3勝(重賞1勝)。