混戦のハンデ重賞を制したフィアーノロマーノ(撮影:下野雄規)
30日、中山競馬場で行われたダービー卿チャレンジT(4歳上・GIII・芝1600m)は、好位でレースを進めた川田将雅騎手騎乗の2番人気フィアーノロマーノ(牡5、栗東・高野友和厩舎)が、直線に入って抜け出し、最後は外から追い上げてきた3番人気プリモシーン(牝4、美浦・木村哲也厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分31秒7(良)。
さらにハナ差の3着に7番人気マイスタイル(牡5、栗東・昆貢厩舎)が入った。なお、1番人気ドーヴァー(牡6、美浦・伊藤圭三厩舎)は7着に終わった。
勝ったフィアーノロマーノは、父Fastnet Rock、母Heart Ashley、その父Lion Heartという血統の豪州産馬。昨年末の2018ファイナルSに続く2連勝で、初めての重賞制覇を果たした。