南半球生まれのフィアーノロマーノが重賞初制覇 (c)netkeiba.com、撮影:下野雄規
中山11Rのダービー卿チャレンジトロフィー(4歳以上GIII・芝1600m)は2番人気
フィアーノロマーノ(川田将雅騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分31秒7(良)。クビ差の2着に3番人気
プリモシーン、さらにハナ差の3着に7番人気
マイスタイルが入った。
フィアーノロマーノは栗東・高野友和厩舎の5歳牡馬で、父
Fastnet Rock、母Heart Ashley(母の父Lion Heart)。通算成績は11戦6勝。
〜レース後のコメント〜
1着
フィアーノロマーノ(川田将雅騎手)
「いい内容で勝ち切ってくれました。内枠だったので位置を取りに行き、あとはこの馬のリズムに徹しました。よく動いてくれましたし、外から強い馬も来ていましたが、頑張って勝ち切ってくれました」
2着
プリモシーン(福永祐一騎手)
「スタートが良く、いい位置で流れに乗れました。長くいい脚を使う馬で、今日も外からいい脚を使ってくれましたが、休み明けの分もあるのか、坂で脚色が鈍ってしまいました。勝ち馬はしぶとかったです。斤量55kgでこのメンバー相手に走り切ってくれたことは価値がありますし、次に向けて楽しみな内容でした」
3着
マイスタイル(昆貢調教師)
「ジョッキーがうまく乗ってくれました。これだけのメンバーでこれだけの競馬ができました。この先に楽しみが広がります」
4着
ダイアトニック(北村友一騎手)
「ス
トライドの小さな馬なので、外々を回る競馬はしたくありませんでした。立ち回りとしてはこの枠なりには良かったと思いますが、枠は内の方が良かったです」
5着
ギベオン(蛯名正義騎手)
「勝ち馬の後ろからいい感じで競馬ができました。ただ、斤量を背負っているのもあるのか、脚色が一緒になってしまいました。乗りやすい馬ですし、良くなる余地がまだありますから、またチャンスがあると思います」
7着
ドーヴァー(田辺裕信騎手)
「ペースが流れて3〜4コーナーでは苦しくなっていました。前走はそこでもっとやれていたのですが......」