6日にイギリスのエイントリー競馬場で行われた、同国でもっとも人気のあるレースとも言われる障害競走・グランドナショナル(7歳上・G3・芝約6907m・1着賞金500000ポンド=約7280万円)は、中団前目で進めたD.ラッセル騎手騎乗のタイガーロール(セ9・愛・G.エリオット厩舎)が、最後の障害の手前で先頭に立ち、最後は2着の紅一点マジックオブライト(牝8、愛・J.ハリントン夫人厩舎)に2.3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは9:01.00(稍)。
今年は40頭が障害30個・6907mの舞台に出走し、完走したのは19頭。また、競走中止馬の影響で2周目にチェッカーフラッグが振られ、障害が1つパスされた。
タイガーロールは父Authorized、母Swiss Roll、その父アントレプレナーという血統。1973・74年のレッドラム以来となる45年ぶりのグランドナショナル連覇を達成。昨年はアタマ差の勝利だったが、今年は主役として出走し、完勝となった。