重賞2連勝中と勢いに乗るキャプテンキング(撮影:高橋正和)
本日9日に大井競馬場で行われるブリリアントC(4歳上・ダ1800m・1着賞金1300万円)。昨年から重賞に格上げされ、距離も今年から1800mへと1ハロン短縮になった一戦に、南関牡馬クラシックを賑わしてきた強豪や中央で活躍してきた実績馬など16頭が集結した。
ゴールドカップ、フジノウェーブ記念と重賞を連勝し、勢いに乗るキャプテンキング(牡5、大井・的場直之厩舎)。その2戦はいずれも先行して、直線で早め先頭に立つと、他馬を寄せ付けない強い内容だった。3歳時には同舞台の羽田盃を制しており、400mの距離延長でも問題ないだろう。引き続きコンビを組む坂井英光騎手と重賞連勝を伸ばせるか。
そのキャプテンキングと同期で、一昨年の南関牡馬クラシックでは東京ダービー、ジャパンダートダービーを制するなどの活躍を見せてきたヒガシウィルウィン(牡5、船橋・佐藤賢二厩舎)。近3走では2着と惜敗が続いているものの、安定して上位に入る安定感を見せている。休み明けを一度叩かれ、昨年8月のサンタアニタトロフィー以来の勝利を狙う。
これまでGI/JpnIで3勝を挙げ、実績最上位のサウンドトゥルー(セ9、船橋・佐藤裕太厩舎)は、2月に行われた金盃で移籍後初勝利を挙げると、前走のダイオライト記念では、地方馬で最先着を果たした。大井コースでは10戦して馬券圏外となったのは、2017年の帝王賞と昨年の東京大賞典の4着のみ。鞍上は引き続き御神本訓史騎手が務める。
大外枠からの発走となったタービランス(牡6、浦和・水野貴史厩舎)は、出走取消を挟み、7戦連続で連対している。前走の報知グランプリカップでは、上がり最速の快時計で快勝しており、昨年の同レース2着(1着はリッカルド)のリベンジなるか。
他にも、今年初戦の報知オールスターカップでタービランスを競り落としたヤマノファイト(牡4、船橋・矢野義幸厩舎)や中央のOP特別で2勝の実績があるディアデルレイ(牡8、船橋・川島正一厩舎)らも出走する。
14:30時点でのオッズは以下の通り。発走は20:10。現時点で天候は晴、馬場は良となっている。
※人気順 馬名 騎手 オッズ
1 サウンドトゥルー 御神本訓史 2.1
2 ヒガシウィルウィン 森泰斗 5.0
3 キャプテンキング 坂井英光 8.1
4 タービランス 赤岡修次 8.7
5 クリスタルシルバー 的場文男 12.4
6 ヤマノファイト 本橋孝太 16.6
7 ハセノパイロ 矢野貴之 24.2
8 ハッピースプリント 吉原寛人 25.1
9 ディアデルレイ 本田正重 27.4
10 シュテルングランツ 岡部誠 39.9
11 ウマノジョー 高松亮 60.8
12 サンドプラチナ 石崎駿 64.0
13 サブノクロヒョウ 笹川翼 73.7
14 モズライジン 服部茂史 84.6
15 ムサシキングオー 和田譲治 159.2
16 コティニャック 町田直希 229.3