見事な末脚で約3年半ぶりの勝利を飾ったデンコウアンジュ(撮影:小金井邦祥)
20日、福島競馬場で行われた福島牝馬S(4歳上・牝・GIII・芝1800m)は、中団後方でレースを進めた柴田善臣騎手騎乗の4番人気デンコウアンジュ(牝6、栗東・荒川義之厩舎)が、直線で外から一気に突き抜け、2着の1番人気フローレスマジック(牝5、美浦・木村哲也厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分48秒1(良)。
さらに1.1/4馬身差の3着に2番人気ダノングレース(牝4、美浦・国枝栄厩舎)が入った。なお、3番人気ランドネ(牝4、栗東・角居勝彦厩舎)は6着に終わった。
勝ったデンコウアンジュは、父メイショウサムソン、母デンコウラッキー、その父マリエンバードという血統。2015年10月のアルテミスS以来、約3年半ぶりの勝利を飾った。