【新潟大賞典】1番人気が12連敗中のハンデ重賞/JRAレース展望

2019年04月25日 08:00

広く直線の長いコースでは負け知らずのロシュフォールは素質十分(撮影:下野雄規)

 過去10年で1番人気馬の勝利はなく連対したのも一頭だけ、そして4年連続で10番人気以下の馬が馬券に絡んでいるという非常に荒れやすいレースだ。

1.差し・追い込みが届きやすい

 過去10年で4角先頭だった馬が3着以内に残ったケースは去年のステイインシアトルのみ。また勝ち馬の平均4角通過順が7番手であり、昨年と16年を除いて4角10番手以下から差してきた馬が一頭以上は馬券になっていることからも、基本的には差し馬が優勢だ。

2.ハンデにもポイントが

 過去10年で負担重量が「55kg未満」だった馬は計39頭出走し、その中で馬券になったのは11年のマッハヴェロシティ一頭のみ。ハンデの軽い馬は苦戦する傾向にある。

3.距離実績が必要

 過去10年で馬券になった延べ30頭の内、過去に2000m以上のオープンクラスのレースで3着以内に入った経験のあった馬は27頭。特に福島民報杯や福島記念など、2000mの中でもスタミナが要求されやすいレースで好走経験のある馬の活躍が目立っている。荒れるハンデ戦と言っても、距離実績は不可欠だろう。


 ロシュフォールは前走のアメジストSを快勝しオープン入り。これまで東京・新潟の1800m〜2000mでは4戦4勝、広く直線の長いコースでは負け知らずだ。昨年夏に新潟1800mで上り3F32.6秒を記録しているように、いきなり重賞でやれる素質は十分。

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