現地時間28日、フランスのパリロンシャン競馬場で行われたG1・ガネー賞(芝2100m・5頭・1着賞金17万1420ユーロ=約2136万円)は、道中3番手から進んだヴァルトガイスト(牡5、P.ブドー騎手)が最後の直線で鋭く末脚を伸ばし、2着スタディオブマン(牡4、S.パスキエ騎手)に4.1/2馬身差をつけて完勝した。勝ちタイムは2分9秒07(稍重)。
ヴァルトガイストは父Galileo、母Waldlerche、その父Monsunという血統。昨年の香港ヴァーズ(G1・5着)以来となる今年の始動戦で見事に勝利を果たし、G1・3勝目をあげた。
スタディオブマンは父ディープインパクト、母セカンドハピネス、その父Storm Catという血統。勝ったヴァルトガイストには差をつけられたもの、1番人気ガイヤース(牡4、W.ビュイック騎手)との激しい2着争いを制して、昨年の仏ダービー(G1・1着)以来4戦ぶりの連対を果たした。