ここ2戦底知れぬ強さで圧勝のクリソベリルは7枠9番からの発走(写真は500万優勝時)
本日2日に園田競馬場で行われる兵庫チャンピオンシップ(3歳・JpnII・ダ1870m)。過去コパノリッキーやケイティブレイブを輩出した3歳ダート路線の登竜門に、今年は中央馬5頭・地方馬7頭の計12頭が出走を予定している。ここ17年連続で中央馬が勝利している。
断然の1番人気が予想されるクリソベリル(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)は、全兄に日韓でGIを制した馬クリソライトがおり、これまでの2戦は、ノーステッキで2着に7馬身差をつける圧巻のレースぶりを見せている。500kgを超える大型馬だけに小回りコースでの立ち回りが鍵となる。鞍上は初コンビとなるC.ルメール騎手。
ヴァイトブリック(牡3、美浦・和田正一郎厩舎)はヒヤシンスSで2着。3着は全日本2歳優駿でアタマ差2着のデルマルーヴルなだけに、ハイレベルな一戦のなか実力をみせた。1800mで2戦2勝なだけに距離延長も問題なく、大外枠から戴冠なるか。鞍上は引き続き戸崎圭太騎手。
ゴールドラグーン(牡3、栗東・斉藤崇史厩舎)は、前走の伏竜Sで7着に敗れてからの休み明け2走目となる。これまでの4戦はいずれも逃げ、番手の競馬となっており、小回りのコースはプラスに出るだろう。同型もそこまで見当たらず、和田竜二騎手を背に上手く立ちまわりたいところ。
地方勢からはエナキョウ(牡3、兵庫・田中範雄厩舎)が出走。移籍初戦となった前走の菊水賞では、スタートで大きく出遅れる不利があっての3着。JRAでは、3馬身半差で未勝利戦を制しており、コース慣れも見込める園田2戦目で反撃必至。鞍上は吉原寛人騎手。
他にも、ダート1800mで4戦2勝と末脚魅力のダイシンインディー(牡3、美浦・戸田博文厩舎)や園田で4勝を挙げているバンローズキングス(牡3、兵庫・松平幸秀厩舎)も出走する。
14:30時点でのオッズは以下の通り。発走は15:55。現時点で天候は晴、馬場は重となっている。
※人気順 馬名 騎手 オッズ
1 クリソベリル C.ルメール 1.2
2 ヴァイトブリック 戸崎圭太 3.6
3 ゴールドラグーン 和田竜二 13.8
4 ダイシンインディー 岩田康誠 18.7
5 メスキータ 松山弘平 39.0
6 エナキョウ 吉原寛人 130.3
7 バンローズキングス 吉村智洋 212.4
8 ナラ 筒井勇介 232.2
9 ベストプレゼント 笹田知宏 442.8
10 フィエールデエス 石堂響 449.8
11 インペルフェット 永井孝典 531.1
12 クウミリマ 高畑皓一 584.6