中山GJ連覇のゴーカイが老衰により死亡、26歳

2019年05月08日 14:16

重賞初制覇となった1999年東京オータムジャンプ(撮影:下野雄規)

 2000・01年の中山グランドジャンプ(JGI)を勝利したゴーカイ(セ26)が老衰のため4月26日に死亡したことがわかった。8日、JRAが発表した。同馬は、北海道幌泉郡えりも町の寺井文秀牧場にて繋養され余生を送っていた。

 ゴーカイは父ジャッジアンジェルーチ、母はカブトヤマ記念優勝馬ユウミロク、その父カツラノハイセイコという血統、1993年5月6日生まれ。

 3歳(現在の馬齢表記)時の1996年4月に美浦・郷原洋行厩舎からデビューし、平地では1勝を挙げた。1999年に障害に転向すると、同年10月の東京オータムジャンプ(JGIII)で重賞初制覇、翌年の中山グランドジャンプでJGI初制覇を遂げた。2001年の中山グランドジャンプも制したほか、2002年の同レースで2着、中山大障害(JGI)では半弟ユウフヨウホウとのワンツーも含め3度の2着がある。通算成績は52戦9勝。代表産駒のオープンガーデンは2011年の阪神スプリングジャンプ(JGII)を制した。

【所有者の寺井文秀氏のコメント】
「26歳と高齢ですが、年齢を感じさせず元気に過ごしていました。急に体調を崩してしまい、残念でなりません。東日本大震災から間もない2011年3月21日に、産駒のオープンガーデンが菊沢調教師の初勝利という形で、阪神スプリングジャンプ(JGII)勝利という明るいニュースをプレゼントしてくれたことがとても印象深いです。障害GIを2勝と名ジャンパーとして数多くのファンを持つ馬でした。応援してくださった方々に、この場を借りてお礼申し上げます。なお、現在は繁殖シーズンのため、お墓参り等は、お控えいただきたく存じます」(JRAホームページより)

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