【ヴィクトリアマイル予想】無謀な穴狙いは禁物!? 自他共に認める穴党記者がオススメする“気になる注目馬”とは?/JRAレース展望

2019年05月10日 18:52

相手関係は格段に強化されるが、東京、中京に限れば[5-1-2-0]という左回り巧者だけに、一泡吹かせるシーンがあってもおかしくない。写真=下野雄規【netkeiba.com】

 2015年には2000万馬券が飛び出すなど、近年荒れ放題のGIヴィクトリアマイル。今年も核となる馬が不在で、波乱の決着も十分考えられる春の女王決定戦だが、自他共に穴党と認める『馬サブロー』妹尾和也記者は意外にも今年は平穏決着を予言。その根拠は? そして独自の着眼点で、数多くの万馬券を的中させてきた鬼才が名指しした“気になる注目馬”とは?


「ヴィクトリアマイルの特徴として挙げられるのが、『前年に好走した馬が、近走不振から巻き返す』という強力な波乱パターン。

 13年・ホエールキャプチャ12番人気2着(12年1着、前走・阪神牝馬S14着)
 14年・ヴィルシーナ11番人気1着(13年1着、前走・阪神牝馬S11着)
 16年・ストレイトガール7番人気1着(15年1着、前走・阪神牝馬S9着)
 18年・ジュールポレール8番人気1着(17年3着、前走・阪神牝馬S5着)

 ただ、今年は前年の1〜3着馬がおらず、間接的ではあるが波乱の要素がひとつ消えたといえるだろう。17年2着デンコウアンジュも2年前の好走&前走Vの臨戦過程から、穴馬として推すにはこじつけ感が強くなる。

 また、前記の傾向は“前走着順との関連性の薄さ”を示すもの。過去10年で前走Vから勝利した馬は1頭もおらず、逆に大敗からの巻き返しは多い。阪神牝馬S8着のラッキーライラック、米遠征(ペガサスWCターフ招待9着)大敗から挑むアエロリットにはいいデータといえるだろう。

 良馬場決戦が濃厚で、メンバー的に15年のような極端な展開にもならない。結論として、今年は比較的平穏寄りの決着になるのではないか。現時点では、関連性が強い阪神牝馬S組のなかで気があるレッドオルガあたりをうまく絡めて組み立てたいと思っている」
(文=馬サブロー記者・妹尾和也)


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