12日、東京競馬場で行われたプリンシパルS(3歳・リステッド・芝2000m)は、中団の前でレースを進めた石橋脩騎手騎乗の5番人気ザダル(牡3、美浦・大竹正博厩舎)が、直線で狭いところを割って脚を伸ばし、内から一旦は抜け出していた7番人気エングレーバー(牡3、栗東・中内田充正厩舎)を捕らえて、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分58秒3(良)。
さらに2馬身差の3着に3番人気ヒシゲッコウ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)が入った。なお、1番人気ルヴォルグ(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)は6着、2番人気シークレットラン(牡3、美浦・田村康仁厩舎)は10着に終わった。
勝ったザダルは、父トーセンラー、母シーザシー、その父Lemon Drop Kidという血統。本馬はこの勝利で5月26日に行われる日本ダービーの優先出走権を獲得した。