現地時間9日、米・ベルモントパーク競馬場で行われたガーデンシティBCS(3歳牝、米G1・芝9f)は、G.ゴメス騎手騎乗の1番人気マグニフィセントソング Magnificent Song(牝3、T.プレッチャー厩舎)が道中最後方追走から3〜4角で徐々に進出、直線大外を猛然と追い込み、先に抜け出した3番人気テイクザリボン Take the Ribbonに2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分48秒48(良)。さらに1/2馬身差の3着には4番人気ジェイドクイーン Jade Queenが入った。
勝ったマグニフィセントソングは、父Unbridled's Song、母Song to Remember(その父Storm Cat)という血統の米国産馬。05年9月にデビューし、2戦目に初勝利を挙げた。続くゴールデンロッドS(米G2)で重賞に初挑戦し6着。年明け2戦目から2連勝して臨んだ前々走のリグレットS(米G3)では4馬身離されての2着に敗れたが、前走のレイクジョージS(米G3)で重賞初制覇を果たし、今回のG1初制覇を重賞連勝で飾った。通算成績9戦5勝(重賞2勝)。