フォワ賞、シロッコが混戦を制す

2006年09月10日 23:00

 現地時間10日、仏・ロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞の重要ステップレース、フォワ賞(4歳上、仏G2・芝2400m)は、C.スミヨン騎手騎乗の2番人気シロッコ Shirocco(牡5、仏・A.ファーブル厩舎)が、1番人気ハリケーンラン Hurricane Runとの競り合いをクビ差制して優勝した。勝ちタイムは2分32秒90(良)。さらにクビ差の3着には3番人気プライド Prideが入った。

 勝ったシロッコは、父Monsun、母So Sedulous(その父The Minstrel)という血統の独国産馬。04年3月にドイツでデビューし、4戦目で独ダービー(独G1)を制覇。その後ジョッキークラブ大賞(伊G1)も制して現厩舎に移籍した。移籍初戦となった05年フォワ賞(仏G2)、2戦目の凱旋門賞(仏G1)はそれぞれ3、4着に敗れたが、続くブリーダーズCターフ(米G1)を制してG1・3勝目を挙げた。さらに今年初戦のジョッキークラブS(英G2)、前走のコロネーションC(英G1)を共に快勝し、今回の勝利で4連勝を達成した。通算成績12戦7勝(G1・4勝)。

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