16日、函館競馬場5Rで行われた新馬戦(2歳・芝1200m・10頭)は、先団の後ろでレースを進めたD.レーン騎手騎乗の2番人気オータムレッド(牝2、美浦・手塚貴久厩舎)が、直線で脚を伸ばして、内から一旦は抜け出していた1番人気ビアンフェ(牡2、栗東・中竹和也厩舎)を捕らえ、これにクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分10秒9(稍重)。
さらに1馬身差の3着に4番人気ヴァクストゥーム(牡2、栗東・吉田直弘厩舎)が入った。なお、3番人気インノバドール(牝2、美浦・高橋裕厩舎)は8着に終わった。
勝ったオータムレッドは、父ワールドエース、母ティッカーコード、その父Giant's Causewayという血統。今年の新種牡馬である父にとってもこれが産駒のJRA初勝利となった。