16日、函館競馬場で行われた函館スプリントS(3歳上・GIII・芝1200m)は、先手を取った江田照男騎手騎乗の5番人気カイザーメランジェ(牡4、美浦・中野栄治厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、2着の2番人気アスターペガサス(牡3、栗東・中竹和也厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分8秒4(稍重)。
さらにクビ差の3着に1番人気タワーオブロンドン(牡4、美浦・藤沢和雄厩舎)が入った。なお、3番人気ペイシャフェリシタ(牝6、美浦・高木登厩舎)は5着に終わった。
勝ったカイザーメランジェは、父サクラオリオン、母サクラジュレップ、その父サクラプレジデントという血統で、これが重賞初制覇。父サクラオリオンにとっても産駒のJRA重賞初勝利となった。鞍上の江田照男騎手は2012年の日経賞(ネコパンチ)以来のJRA重賞V。