好位で各障害をクリアしていった石神深一騎手騎乗の3番人気シングンマイケルが優勝(撮影:下野雄規)
22日、東京競馬場で行われた東京ジャンプS(3歳上・JGIII・障害3110m)は、好位で各障害をクリアしていった石神深一騎手騎乗の3番人気シングンマイケル(セ5、美浦・高市圭二厩舎)が、直線の最終障害を越えて先頭に立ち、最後は外から追い上げてきた1番人気マイネルプロンプト(セ7、栗東・坂口智康厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分29秒4(稍重)。
さらに5馬身差の3着に2番人気シンキングダンサー(牡6、美浦・武市康男厩舎)が入った。なお、4番人気ハルキストン(牡4、栗東・浅見秀一厩舎)、8番人気シゲルボブキャット(牡5、栗東・上村洋行厩舎)は落馬のため競走を中止した。
勝ったシングンマイケルは、父シングンオペラ、母ジェヴォーナ、その父トウカイテイオーという血統。障害重賞初挑戦での勝利を果たした。今年3月にこの世を去った父にとっても、これが産駒のJRA重賞初制覇となった。