好調続く今春と変わりなく出走することができそうなプリモシーン(写真左、撮影:井内利彰)
ヴィクトリアM2着の後、ノーザンF天栄へ放牧に出されて、6月27日に美浦トレセンに帰厩した
プリモシーン(美浦・木村哲也厩舎)。いつも追い切りで利用している南Wが閉鎖中ということもあって、6月30日に栗東へ移動。中京記念(7月21日・中京芝1600m)に向けた調整を行っている。
今朝10日はCWコースでレースに向けた1週前追い切り。一緒に栗東で滞在している
ディロスとの併せ馬だったが、こちらが先行する形。2コーナー、7F標識のあたりから速いラップになり、向正面での
スピード感も十分。スムーズに流れるように走っていく様子は見ていても気持ち良いくらい。
4コーナー手前で少しだけラップが緩くなり、そこから最後の直線へ向けて、再び加速していく。後ろも追いつこうとするのだが、並ばれるところは全くなく、むしろ最後は引き離して大きく先着した。
時計は7F97.8〜6F82.5〜5F67.8〜4F53.0〜3F37.8〜1F11.7秒。7月7日の坂路では1F12.0秒という数字をマークしており、初めての栗東滞在でも調整は至って順調。状態に関しては、好調続く今春となんら変わりなく出走することができそうだ。
(取材・文:井内利彰)