関屋記念に出走予定のケイデンスコール(撮影:下野雄規)
8/11(日)は新潟・小倉・札幌の3場開催。天気は新潟・小倉が晴れ、札幌が曇りの予報となっている。
■サマーマイルシリーズ第2戦・関屋記念
新潟のメインは関屋記念(GIII)。昨年のマイルCS(GI)5着以来となるミッキーグローリー、NHKマイルCで2着の3歳馬ケイデンスコールや、昨年4・5着のヤングマンパワー、ロードクエストらが参戦する。
■札幌のダート重賞・エルムS
札幌のメインはエルムS(GIII)。フルゲート14頭で行われる。重賞5勝目を狙うグリム、マリーンS上位のリアンヴェリテ、モズアトラクションが出走。また、芝実績馬のタイムフライヤー、マルターズアポジーにも注目。
■新潟5Rの新馬戦はカトゥルスフェリスに注目
新潟5Rは芝1800mの新馬戦。カトゥルスフェリスに注目したい。父ディープインパクト、母は米GI・5勝のステファニーズキトゥンという牝馬で、C.ルメール騎手を背にデビューする。稽古では6月に新馬勝ちしたモーベットと併入するなど、十分な素軽さを見せている。
■新潟6Rの新馬戦はサンクテュエールに注目
新潟6Rは芝1600mの新馬で、上記のカトゥルスフェリスと同じ「藤沢和雄厩舎・ルメール騎手・ディープインパクト産駒の牝馬」のサンクテュエールが初陣。母ヒルダズパッションは米GIの勝ち馬で、半兄のヨシダ(父ハーツクライ)は米GIを2勝。切れ味を感じさせる動きを見せており、楽しみな一頭だ。
■札幌5Rの新馬戦はエカテリンブルクに注目
札幌5Rは芝2000mの新馬戦。ブラックタイド産駒の牡馬で、昨年のセレクトセールにて1億5120万円で取引されたエカテリンブルクが武豊騎手とのコンビでデビューする。母ファイナルスコアは伊GIの勝ち馬で、近親にシーオブクラスがいる血統。芝コースでの動きが良く、実戦でも期待できそうだ。
■新潟10R・柳都Sにフォギーナイトなど
新潟10Rはダート1800mの柳都S(3勝)で、2億円ホース・フォギーナイトが8か月半ぶりに復帰する。5歳にしてキャリアは6戦4勝と底を見せておらず、ここを勝ってオープン入りなるか注目だ。他には3戦連続馬券圏内のドラゴンカップ、前走完勝のエルデュクラージュなどが出走。
■小倉11R・博多Sにラテュロスなど
小倉11Rは芝2000mの博多S(3勝)。8頭立ての少頭数となった。連勝を狙うラテュロス、ドリームソルジャーや、半年ぶりとなるカフジバンガード、近走不振も小倉では大崩れのないエンヴァールらがオープン入りを狙う。
■帯広でばんえいグランプリ
帯広競馬場では20時05分にばんえいグランプリが行われる。ファン投票による選抜競走(BG1)だ。ファン投票1位で2016・18年の覇者オレノココロ、重賞は未勝利もファン投票2位のカンシャノココロ、ばんえい記念優勝馬でファン投票4位のセンゴクエースらが参戦する。
■盛岡で若鮎賞
盛岡競馬場では18時10分に芝1600mの2歳重賞・若鮎賞が行われる。芝1000mの新馬戦を快勝したタイキシャトル産駒の牝馬サンエイシャトル、エイシンフラッシュ産駒の牝馬リックポコー、ダート850mの新馬を大差勝ちのラブロックら8頭が初タイトルを目指す。