初勝利が重賞制覇となった山本聡哉騎手騎乗のシーサンプーター(写真提供:岩手県競馬組合)
11日、盛岡競馬場で行われた第20回若鮎賞(2歳・芝1600m・1着賞金250万円)は、中団でレースを進めた山本聡哉騎手騎乗の6番人気シーサンプーター(牝2、岩手・小林俊彦厩舎)が、直線で一度は抜け出した1番人気サンエイシャトル(牝2、岩手・瀬戸幸一厩舎)を差し切り、これに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分41秒9(良)。
さらに3/4馬身差の3着に7番人気コンバットファスト(牡2、岩手・三野宮通厩舎)が入った。なお、2番人気ラブロック(牡2、岩手・菅原勲厩舎)は4着、3番人気フェリスウイング(牝2、岩手・橘友和厩舎)は6着に終わった。
勝ったシーサンプーターは、父ロジユニヴァース、母ヌーヴォモンド、その父エンパイアメーカーという血統。デビューから連敗していたが、芝で変わり身を見せ、初勝利が重賞制覇となった。