追うごとに良化しているアナンダライト(撮影:佐々木祥恵)
今週の新潟競馬場でデビューする注目の2歳馬5頭について、関係者のコメント。
【8月24日(土)】
■新潟5R 芝1200m
・セルレア(牝2・美浦・菊沢隆徳厩舎 父ロードカナロア 母ダイワミストレス 母父ダイワメジャー)
菊沢調教師のコメント
「調教でジワーッと行けば良い格好で走ってくれていますが、まだゆるいところがある分、実戦に行ったらどうかなと思う部分もありますね。ただじっくり調教を積んできていますし、体力も能力もある馬です」
・ワンスカイ(牡2・美浦・斎藤誠厩舎 父スウェプトオーヴァーボード 母ナリタシークレット 母父フジキセキ)
押野調教助手
「追い切りの本数的にさほど多くはないですが、動きは良いですね。センスも前向きさもありますので、初戦向きだと思います。血統的にも短い距離が良さそうですね」
【8月25(日)】
■新潟5R 芝1800m
・アナンダライト(牡2・美浦・田村康仁厩舎 父ジャスタウェイ 母レインボークォーツ 母父Mr.Greeley)
田村調教師
「ゲート試験合格後、放牧に出しました。帰厩後も順調に来ていて、追うごとに良化しています。大型馬ですけど仕上がりは悪くないですね。水準の能力は持っていますが、トビが大きくて瞬発力にやや欠ける感じもありますので、ペースは流れてほしいです」
・オンリーワンボーイ(牡2・美浦・斎藤誠厩舎 父カレンブラックヒル 母ペイデュソレイユ 母父シンボリクリスエス)
押野調教助手
「もう少し集中してほしかったり、子供っぽい面が残っていますけど、新馬としては追い切り本数をこなしているのはプラス材料です。あとは競馬を覚えていってくれればと思います」
・リグージェ(牡2・美浦・木村哲也厩舎 父ブラックタイド 母マルティンスターク 母父シンボリクリスエス)
太田調教助手
「急ピッチに仕上げてきましたが、馬もそれにこたえてくれて水準級の動きを見せてくれています。スタミナは豊富で外回りの1800mは合いそうなので、やれるのではないかと思います」
(取材・文:佐々木祥恵)