1日、札幌競馬場で行われたすずらん賞(2歳OP・芝1200m)は、塚田祥雄騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝1.5倍)のクーヴェルチュールが1着入線を果たすも、最後の直線走路でトウカイファイン、ネバーチェンジの進路を妨害したとして10着に降着。これにより、逃げた3番人気ベリーベリナイス(牝2、北海道・伊藤隆志厩舎)が繰り上がり優勝となった。勝ちタイムは1分10秒4(良)。1/2馬身差の2着には2番人気バクシンヒロイン、さらに1.1/4馬身の3着には10番人気タカラタロウが入った。
勝ったベリーベリナイスは、父ブラックタキシード、母ピーチ(その父グルームダンサー)という血統。半兄に04年スプリングC(名古屋)を制したパワフルボーイ(牡5、笠松・小井土金一厩舎、父ウイニングチケット)がいる。06年5月のデビュー戦からここまで7戦6連対と安定した成績を収めており、前走の2歳500万下も中央馬を退けて優勝を果たしていた。通算成績8戦4勝(JRA・2戦2勝)。