【川崎・戸塚記念】ダービー馬ヒカリオーソ貫禄V、山崎誠士騎手「これからもっと強いヒカリオーソを」

2019年09月05日 10:40

山崎誠士騎手騎乗のヒカリオーソが人気に応えて勝利(撮影:高橋正和)

 4日、川崎競馬場で行われた第48回戸塚記念(3歳・ダ2100m・1着賞金3000万円)は、2番手でレースを進め2周目の3コーナー手前で早め先頭に立った山崎誠士騎手騎乗の1番人気ヒカリオーソ(牡3、川崎・岩本洋厩舎)が、直後から差を詰める2番人気ウィンターフェル(牡3、船橋・川島正一厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分16秒3(不良)。

【山崎誠士騎手のコメント】
「(ゴール後のガッツポーズは)いやメチャクチャ嬉しかったです。

 少し間が開いたんですけど、それを感じさせない仕上がりを厩舎の皆さんが作ってくれたので、自信を持って乗ることができました。無理に逃げにこだわることはなかったので、(2番手は)展開的には理想的かなと思っていました。(3コーナーで先頭は)手応え十分だったので、ライバルの馬たちがどんな脚を使ってくるかなと思ったんですが、何とか最後まで凌いでくれました。ゴール前、余裕はなかったですが、何とか頑張ってくれと思いながら追いました。

 馬体も少し増えた分、力強さが増したと思います。馬は成長段階にあると思うので、これからもっと強いヒカリオーソを見ていただけるように頑張りたいと思います。

 東京ダービーも嬉しかったですが、今日は地元川崎で勝てて喜びもひとしおです。

【岩本洋調教師のコメント】
「レースも思うように進んでくれて、いいレースをしてくれたので、非常に嬉しいです。

 外にトーセンボルガがいるので、外から被せられたら嫌なので少し出していこうと話していました。思った通りに乗ってくれたので満足しています。終いもしっかりしていますし、ほぼ4コーナーで行けそうだと思いました。

 久々の地元でしたが、いつもより落ち着いていていい状態だったと思っています。+7kgは成長分でしょう。追い切りも非常に良くて、ダービー馬に恥じないレースをということで仕上げはきっちりやっていました。

 次走は、馬の様子を見てから決めたいと思います。(目標にしたいレースは)ダービーグランプリとかあるんですが、あくまで馬の状態次第です」

(取材:高橋正和、編集:netkeiba)

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。