現地時間7日、アメリカのベルモントパーク競馬場でジョッキークラブオークス(3歳牝・芝2200m・8頭・1着賞金40万ドル=約4277万円)が行われた。
道中は後方2番手から進んだ1番人気のエディサ(牝3、F.プラット騎手)が、最後の直線で外に持ち出して末脚を伸ばし、ともに追い込んだワンダーメント(牝3、S.パスキエ騎手)との末脚比べを制し、3/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分17秒02(稍重)。
また、このレースには父ディープインパクトの日本産馬で、英・J.チャプルハイアム厩舎所属のラヴソーディープ(牝3、J.スペンサー騎手)も出走したが、直線に向くまでに手応えを失い、5着に敗れた。
エディサは父Kitten's Joy、母Ebiyza、その父ロックオブジブラルタルという血統。フランスのA.ドゥロワイエデュプレ厩舎の管理馬。
ジョッキークラブオークスは、今年新設された牝馬の芝三冠競走“ターフティアラ”の最終戦。新設競走なので重賞格付けはないが、一冠目のベルモントオークス(G1)と同じく、総賞金75万2500ドルの高額賞金レースとなっている。