7日、東京競馬場で行われたプラタナス賞(2歳500万下・ダート1400m)は、横山典弘騎手騎乗の7番人気アプローズヒーロー(牡2、美浦・石栗龍彦厩舎)が、道中は離れた最後方を追走。直線外に持ち出すと、息の長い伸び脚で差を詰め、ゴール前で2番人気タカラパークをクビ差交わして優勝した。勝ちタイムは1分25秒6(稍重)。さらにハナ差の3着には5番人気ハタノワイズが入り、圧倒的1番人気(単勝1.8倍)に推されたトロピカルライトは6着に敗れた。
勝ったアプローズヒーローは、父が新種牡馬アメリカンボス、母オグリビート(その父フェートメーカー)という血統。伯父に88、90年有馬記念などGI・4勝のオグリキャップ、叔母に94年桜花賞(GI)を制したオグリローマンがいる。7月のデビューから4戦目となる前走の未勝利(中山、ダート1800m)で勝ち上がっていた。通算成績5戦2勝。