10月5日(土)・6日(日)に行われる新馬戦の出走馬が、3日確定した。
今週は東京、京都、新潟で計10鞍の新馬戦が組まれている。主な出走馬は以下の通り。
◆10/5(土)
・東京4R(ダ1600m・16頭)
アメリカンニーニャ(牝、戸崎圭太・石坂公一、Carpe Diem)…キーンランドセプテンバーセールにて25万ドルで取引された米国産馬。Carpe Diemは現役時6戦4勝、その内GI2勝という成績を残しており、本馬が産駒の日本初出走となる。
・東京5R(芝1600m・18頭)
クロミナンス(牡、M.デムーロ・尾関知人、ロードカナロア)…母イリュミナンスは4勝。先週の中山を除外され、ここにスライドしてきた。調教では格上相手に見劣らない動きを見せており、いきなり期待できるだろう。
・京都4R(ダ1400m・16頭)
スリーグランド(牡、藤岡康太・高橋義忠、シニスターミニスター)…半兄に2017年のジャパンダートダービーを勝ったヒガシウィルウィン(父サウスヴィグラス)がいる血統。坂路を中心に乗り込まれ、仕上がりは上々。
・京都5R(芝1800m・18頭)
ディアスティマ(牡、北村友一・高野友和、ディープインパクト)…母スウィートリーズンは北米GIを3勝。坂路で追い切られ、4F54秒1、1F12秒3をマークしている。特に終いの伸びが上々で、実戦でも期待できそう。
ナスタチューム(牝、四位洋文・笹田和秀、キングカメハメハ)…母レディシャツィはペルーGIを3勝。坂路を中心に乗り込まれ、水準以上の時計を複数回マーク。先週は2勝クラス馬に楽に先着している。
・京都6R(芝1200m・18頭)
クラシックココア(牝、北村友一・安田隆行、Fastnet Rock)…南半球産馬。先週、先々週と坂路で4F51秒台の時計をマークし、併せた新馬に楽に先着している。動きに素軽さがあり、初戦から走れそう。
◆10/6(日)
・東京4R(芝1400m・18頭)
ダイワリチャード(牡、内田博幸・上原博之、ダイワメジャー)…セレクトセールにて6480万円で取引された。母コマーサントは加GIを勝っている。順調に乗り込まれ、初戦から力を出せる仕上がり。
・東京5R(芝2000m・11頭)
ダノングロワール(牡、戸崎圭太・国枝栄、ハーツクライ)…セレクトセールにて2億1600万円で取引された。母ソーメニーウェイズは北米GIの勝ち馬。じっくり乗り込まれ、古馬との併せ馬でも上々の動きを披露している。
・京都4R(ダ1800m・16頭)
ダノンアレー(牡、北村友一・安田隆行、ディープインパクト)…セレクトセールにて1億800万円で取引された。母シスタリーラヴは北米重賞を2勝。坂路で追い切られ、4F52秒台。併せた新馬に大きく先着している。
・京都5R(芝2000m・16頭)
サトノパシュート(牡、浜中俊・角居勝彦、ディープインパクト)…セレクトセールにて1億5120万円で取引された。母キャンディネバダは亜GIを2勝。CWで追い切られ、5F68秒2、1F12秒6を余裕のある手応えでマークしている。
デルマラッキーガイ(牡、松若風馬・音無秀孝、ディープインパクト)…半兄に2015年の阪神Cなど5勝のロサギガンティア(父フジキセキ)がいる血統。CWで追い切られ、6F82秒6、1F12秒7と水準以上の時計をマークしている。
ヒュッゲ(牡、岩田康誠・友道康夫、ハーツクライ)…セレクトセールにて9720万円で取引された。半兄に芝で6勝したムーンリットレイク(父ディープインパクト)がいる。ポリトラックで追い切られ、3勝クラスのネプチュナイトと併入した。
・新潟5R(ダ1200m・15頭)
トウカイマナ(牝、柴田善臣・菊川正達、マジェスティックウォリアー)…坂路で追い切られ、3勝クラス馬と併入。終いまでしっかり動けており上々の仕上がり。