福島記念(G3、福島芝2000メートル)はハンデ54キロの2番人気
ニシノティアモ(牝4=上原佑、父
ドゥラメンテ)が好位から抜け出して1馬身1/4差V。1勝クラスからの連勝を4に伸ばすと同時にオープン昇級戦で重賞初制覇を達成した。
レース後、中央と地方で通算4464勝の元ジョッキー・安藤勝己氏(65)が自身のX(旧ツイッター)を更新。「
ニシノティアモ。今の馬場で先行抜け出ししても危なげなかった。どんな展開にも対応できるし、これでヴィクトリアマイルが視野に入った。重賞までの4連勝はなかなかできん芸当で、牝馬一線級との対戦が楽しみ」とつづり、早くも来年5月17日のG1に期待を膨らませた。
1番人気
エコロヴァルツ(牡4=牧浦、父ブラックタイド)はトップハンデタイ58.5キロで苦戦を強いられながらも2着を確保した。安藤氏は「
エコロヴァルツはここらじゃ地力が違うからな。G2、G3の1800メートル前後なら今後も上位安定勢力」とポスト。初タイトルには手が届かなかったが力走を称えた。